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■ホームパーティのススメ■



食育をライフワークとしている遊々には、これを始めたときから、明確な目指すところがありました。家族ぐるみで、「食」というものを理解し、楽しんでいる姿です。それは、とても具体的なイメージで、一つは休日に家族揃って料理をしている姿。そしてもう一つは、それを発展させて、近所の人や友達を招いてホームパーティーを行っている姿です。

2008年10月、もっとおいしい教室のテーマ(*1)に選んだのが「パーティーメニュー」でした。ホームパーティー用のメニューをみんなで作り、楽しく試食しましょうというものです。

用意したメニューは、「手まり寿司」、「鶏のから揚げ」、「アクアパッツア」の3品(*2)。パーティー用ですので、なるべく見栄えがして、しかも楽しく作れるものにしました。

集まった参加者は、8組18人。6歳から小学校6年生までの子どもとお母さんたちです。2グループに分かれて、スタッフの分も加えて、25人分の料理を作ります。

ホームパーティーの楽しさという話をしたあと、デモンストレーションを交えて料理に取りかかりました。

最初は、アクアパッツア用の魚の下ごしらえ。ウロコを落として、腹を開き、内蔵とエラを取り除きます。子どもも親も食い入るようにデモを見ていました。

子どもたちは、もちろん一匹丸ごとの魚に触るのは初めて。お母さんたちも魚をさばいたことがあまりないとのこと。普段は切り身のパック。丸ごと買う場合でも、お店でさばいてもらうんだとか。こんな時代なんですねー。皆さんウロコを落とすのに苦労していました(*3)。

次は、寿司飯の作り方。文化鍋でご飯を炊いて、飯台、しゃもじを使ってシャリ切りをします。ポイントは、においと粘りを出さないこと。米はよく研いで、よくすすぎ、シャリ切りも粘りがでないように手早く混ぜます。こちらは参加者もうまくできたようです。

それから、鶏モモ肉の下ごしらえ。揚げたとき肉が縮まらないように、筋に切れ目を入れ、6つに切り分け、ボウルに入れて、調味料、溶き卵、片栗粉の順に加えて手でもみます。子どもが2人がかり、4本の手をボウルに突っ込んでもみましたが、つい力が入りぎみに。「やさし〜く、やさし〜く、もんでね」と何度も声をかけました。

料理も佳境に入って、いよいよ手まり寿司を作る段階になりました。ラップに寿司ダネ(*4)を置いてシャリを丸めて、その上に載せ茶巾に絞ってできあがり! 何と簡単なんでしょ。作った順に、色合い、配置を考えて大皿に載せていきます。きょうは盛り付けも参加者まかせで、みんなで考えてもらいました。大人も子どもも楽しそうにラップでくるくる♪

鶏のから揚げは、揚げ方がポイント。外はカラッと中はジューシーに仕上がるようにします。最初は中火、きつね色になったら弱火にして中まで火を通し、最後に強火にして外側をカリッとさせます。

最後に、アクアパッツアの仕上げ。3品のうち、これは皆さん初体験の料理だったようです。

フライパンにオリーブ油をひきニンニクを入れて香りを移します。アンチョビを入れて、魚を投入。裏に焦げ目が付いたら強火。白ワインを振りかけ、用意した水を一気に入れ、「ジャー!」と音をさせます。グラグラと煮たって、これがアクア(水)パッツア(暴れる)の名の由来。あとは、アサリ、オリーブ、トマト、タイムを入れて、フタをして蒸し煮にするだけ。とっても簡単。

お母さんたちに「この料理は、失敗しない料理です。もし失敗するとしたら、皿に盛るとき魚を折ってしまうことかなー」と話しました(*5)。

そんなこんなで・・・
無事料理ができて、盛り付けもとってもキレイに仕上がりました。

手まり寿司
手まり寿司
鶏のから揚げ
鶏のから揚げ
アクアパッツア
アクアパッツア

「いただきます」の後は、歓談しながらお食事。参加した親子や地域のボランティアスタッフの方が、「料理してる?」、「どこの町内会?」などと会話も弾みます。こんなところが地域限定版食育の良さなのでしょう。

みなさん、ホームパーティーの楽しさを感じてくれたでしょうか。きょうの料理が、いつか特別な日の食卓に並ぶといいなー。


*1 おいしい教室に参加してくれた子どもと保護者に対象に行うもので、毎回テーマを変えて行っています。
*2 ねらってやった訳ではないのに、なぜか和洋中になってしまいました。
*3 ウロコひきを持って行けばよかった。
*4 この日のタネは、サーモン、生ハム、ボイルした海老、野沢菜の4種類。
*5 この日、6匹焼きましたが、そのうち2匹は本当に頭を折ってしまいました。盛り付けでごまかしたけどね。



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