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■食育団体の設立■



2006年から始めた食育教室。スタートしたときは、参加者集めや運営の不慣れさで戸惑うこともありましたが、回を追うごとに参加者が増え、運営の方も安定して来ました。何よりも参加者から毎回好評をいただいたこと(*1)が励みとなって、地域の人たちと一緒に楽しく教室を行っていました。

このまま、地域で食育が定着して「食育のまち」と呼ばれるようになったらいいな〜と考えていました。食育は息の長い活動です。教室参加がきっかけになって、家庭で実践してもらい、子どもが大きくなって、自分の子どもにまた食育を行っていく。長い人生の中で、「食」というエッセンスを大切にして、それを次代に伝えていく。そんな大きな夢を描いた活動なのです。

教室を運営するには、金銭的なものが必要です。基本的に食材費は参加者の参加料で賄いますが、それ以外にも多少のお金はかかっています。ところが2008年の春に、それまで財源にしていたところから「次年度の支出はできない」と言われました。理由を聞くと「いつまでも支出できないから」の一点張り。

財源的な問題もありますが、何よりもそれまで主力となってくれていた団体が抜けるという、大きなダメージを受けることになります。こんなに好評を得ている事業なのに、3年目にして手のひらを返したような撤退の仕方に、怒りも湧いてきました。

そうなってみて初めて、個人のボランティア活動という自分の立場に気付きました。料理好きが趣味の延長で食育をやっている(*2)と見られている面があるようです。事業の意義や効果を評価してのことではないのです。そして、そこには行政関係で行っている食生活改善を目的とした食育との流儀の違い(*3)という側面も・・・。


そこで、この問題に対して、遊々らしいアクティブさで対応することにしました。前向きに、そして明るく。

その答えが、ボランティアの食育団体の設立です。団体を設立し、公的な助成金をもらうことによって、教室が続けられます。個人という弱い立場ではなく、団体として実績を重ね、対外的な発言力をつけることにしました。

団体の名前は「たべくみクラブ」。意味は、食育=食(た)べる×育(はぐく)み、からつけました。いい名前でしょ!

実は、食育団体の設立は、早くから考えていたのですが、いい団体名を思いつかなくて、いま一歩踏ん切りがつきませんでした。通勤途中でこの名前を思いついて、一気に「やろう!」と前向きになったのです。この辺が遊々らしい。

2009年3月、それまで食育を手伝ってくれた方々を中心に声をかけて、たべくみクラブを設立しました。新たなメンバーも入っています。

それから、助成金の申請をして、昨年まで教室に参加してくれた人たちに、新団体設立の案内を行いました。そして、ホームページ(*4)とブログも公開して広報活動を始めました。

これからの食育は、たべくみクラブと、地域の福祉団体(*4)で共催することになります。2009年の教室は6月から。今年は回数を増やして、内容も充実して行きたいと思っています。食育の新たな展開。わくわくする1年が始まりました。


*1 教室が終わったあとにアンケートを書いてもらっています。毎回「よかった」、「また参加したい」が100パーセント!
*2 確かに料理教室タイプの食育ですが、味覚の考え方など、かなり理論的に構築して作っています。それを表面に出さないだけ。
*3 流派といってもいいかも。食育にはいろいろなやり方があって、遊々は多様な団体が活動して、食育を盛り上げていけばいいと思っているのですが、そうではない人もいるようです。
*4 ホームページ「たべくみクラブ」は、こちら
*5 この団体は、最初から共催してくれている協力的な団体です。この団体があるからこそ、いまの教室があります。感謝、感謝。



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