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■何のための食育?■



最近、食育が注目されているのはなぜでしょうか? 何のために食育が必要なのでしょうか?

一般的にいわれている食育の必要性は、次のようなものです。
@食習慣の乱れ
朝食の欠食率が問題にされます。朝食をとらないのは20代が最も多く、次いで30代。子どもの欠食率は増加傾向にあります。
A栄養バランスの偏った食事や不規則な食事
男性は肥満化傾向にあり。逆に女性は、肥満ではないのにダイエットをしています。
B食の知識が必要とされている時代
BSEの問題や食品偽装事件の発生など、「食」が安全ではない時代になっています。
また、箸を正しく持てる子どもは中学生で5割を切るなど、家庭での食教育の力が低下しています。
C食べ残しや食品廃棄率の増加
食料自給率40%(*1)の日本にありながら、大量の食料を捨てています。
D伝統ある食文化の喪失
地産地消の必要性。伝統的な料理法を保存していかなくてはいけない時代です。

ハンバーガーくん
どうですか。目的はさまざまですよね。このコンテンツの最初で紹介した、小浜市のキッズキッチンは純然たる幼児教育。子どもに食に関心をもってもらうきっかけづくり、という感じがします。しかし、全国各地で行われている食育は、明確に実施する側の意図が感じられると思うのです。

栄養士(*2)が実施するのは、食生活の改善に偏りがち。地産地消を謳いながら、目的は農業、漁業の振興っぽいもの。食文化派(*3)は、とにかく日本の伝統的な食文化を残すべきといいます。あげくの果てには、年代ごとに食育があって、大人にも高齢者にも食育が必要。まあ、教育にも幼児教育、学校教育、生涯学習となっていますから、それもありなのでしょうが・・・

遊々の食育観は、やはり子ども。子どもがその生涯にわたって、豊かな食生活(イコール豊かな人生)を送っていけるように、家庭教育でできない部分(*4)を補うのが食育だと思うのです。そういう意味では、日本の食育より、スローフードの味覚教育のほうがぴったりきます。


*1 カロリーベースでの計算。

*2 自治体では栄養士が中心となって食育の事業を企画している例が多いと思います。

*3 ごめんなさい、遊々が勝手に名づけました。この間、小泉武夫さんの講演会にいきましたが、彼はまさにこの派。

*4 核家族化や共働きの増加、加工食品の氾濫、外食・中食(なかしょく・家庭外で調理して、家庭内で食べること。ファーストフード、持ち帰り用惣菜など)の増加、個食(家族一緒で食事をしないこと)の増加により食事が家族団らんやしつけの場ではなくなっていること、etc




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