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■イメージを形にする■



ご存じのよう創作料理嫌いの遊々ですが、創作物が嫌いな訳ではありません。むしろ大好きっていっていいと思います。ずっと若いころから何かを作ってきました。マンガ、イラスト、料理、陶芸、エトセトラ、エトセトラ。

えっ、昔の作品が見たいって? いやー、は、恥ずかしい・・・。どうしても(誰もそんなこと言ってないって)・・・。

それじゃ、えいっ!


なんてね。こんなことをやっていました。

イラストを始めたときに、最初苦労したのは、頭でイメージしたことを紙の上で形にすること。これが何となくできるようになるまで、何年もかかりました。

例えば花をイメージしたとします。その時、頭に浮かんでいたのは、言葉、それともビジュアル? みなさんはどちらですか? これで、言語派かビジュアル派かわかります。

頭の中にイメージが浮かんだとしても、実際にそれを書くのはとても難しい。いやぼんやりとしたイメージがある方が苦労するとも言えます。

それが、割と簡単に形にできるようになるには、やはり何枚も何枚も書いて自分のスタイルができ上がるようにならないと駄目です。それが大体できてくると、今度はイメージを作る方に力を入れられます。

もちろん料理も、イラストやマンガと同じ創作の一環です。割と熱しやすく、醒めやすい遊々なのに、ここのところ料理一辺倒。こんなに熱中するなんて、どうしてなんでしょ?

料理も勉強が進むと、絵と同じように作りたい料理が頭に浮かんでくるようになります。大鍋で作って、さっと盛りつける料理は別ですが、大体の料理はパーツでできています。フランス料理であれば、主材料が浮かんで、ソースが浮かんで、そして盛り付けのデザイン。

レシピ本どおりに作っていた段階から、一歩進んでここまで来ると、創造性を発揮できるようになります。皿をキャンバスに見立てて、絵を書けるのです。絵と同じように、頭に浮かんだイメージを形にすることができます。

最近、食事会のメニューを考えているときに、簡単なデザイン画を書くことが多くなっています。見た目めちゃくちゃで、書いた本人にしか分からない(*1)のですが、盛り付けの形と同時に調理方法も一緒に考えています。最初は単なるアイディアでも、ラフスケッチを書いているうちに、新たな調理方法を思いついたりして、具体的な皿にまとまっていきます。

このラフスケッチが
ホタテのムース
こうなります


絵の方は、かなり力が落ちて、とても頭に浮かんだイメージどおりに書くことはできなくなっていますが、料理がそれに取って代わりつつあるということなのでしょう。その昔「絵と文章は書いていないと力が落ちる」と思っていましたが、料理もこれに当てはまるようです。やはり「継続は力なり」ということなのですね。


*1 というか他人に見せることがない。



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