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■海坂藩を旅する2-鶴岡を歩く-■



3日目からは鶴岡。ここは、庄内平野の中央に位置するかつての城下町。藤沢さんの出身地で、小説に登場する海坂藩の中心地と言ってもいいところです。

「う~、暑い」
このところ、山形県では猛暑続きで、山形市では35
を越えることもあります。鶴岡はそこまでいかなくても、やはり32、3くらいあり、しかも湿度が高い。北海道人にはちょっとつらい天候です。

朝から駅前でレンタサイクル(*1)を借りて、ガイドブックを片手に観光地めぐりを始めました。

ここ鶴岡では、観光に力を入れていて、藤沢さんの代表的な作品の舞台となっている所には、「藤沢周平その作品とゆかりの地」の案内板が掲げられています。その案内板を巡ってみました。いくつか紹介してみます。

般若寺
用心棒日月抄シリーズ「凶刃」に登場する寺。将軍家からの隠密が、海坂藩を探りに来て、殺害され、般若寺に葬られようとするが、忽然と死骸が消える。

般若寺
般若寺
こんな案内板が
藤沢作品ゆかりの地にはこんな案内板が


五間川(内川)
鶴岡中心部を、南北に流れる川。

「蝉しぐれ」で、牧文四郎とお福が、夜子どもを連れて船で逃げたときの川。小説、TVドラマ、映画ともに一番有名なシーンです。他の海坂ものにも登場します。

五間川
五間川
舟
文四郎とお福が乗って逃げた舟(ウソ)


庄内藩校 致道館
庄内藩主、酒井忠徳により建てられた藩校。東北に唯一現存する藩校建築として、国の史跡に指定されている。

老中水野忠邦による三方国替えに対し、荘内領民は「百姓たりといえども二君に仕えず」を合い言葉に、大挙して江戸に直訴し、ついには善政藩主を守り抜く・・・。「義民が駆ける」に登場する藩校。

致道館
庄内藩校 致道館


花房町(七日町)
「三屋清左衛門残日録」で、隠居した清左衛門が、庄内の酒と肴をこの町で楽しむ。

花房町の小料理屋
花房町の小料理屋


鶴ヶ岡城跡(鶴岡公園)
鶴岡の中心に位置する、かつての城跡。内部には、荘内神社を始め色々な歴史的建築物がある。

「花のあと」で、主人公、以登(いと)が花見の帰り道、藩随一の剣士、江口孫四郎と出会う場所。以登は、孫四郎にはかない恋心を抱く。

「花のあと」は、2010年映画化されましたが、広い公園内を散策していると、偶然、出会いのシーンを取った場所を見つけました(*2)。思わずパチリ! ねっ、おんなじ場所でしょ!

鶴ヶ丘城跡
鶴ヶ丘城跡
花のあとのロケ現場
「花のあと」のロケ現場みっけ!
ねっ、ここでしょ!
ねっ、ここでしょ!


旧風間家住宅丙申堂
鶴岡一の豪商だった風間家の住宅。約4万個の石が置かれた石置屋根が特徴。

映画「蝉しぐれ」で、文四郎とお福が、最後に会うシーンのロケを行った部屋も公開されている。2010年公開の映画「必死剣鳥刺し」でもロケが行われた。

旧風間家住宅丙申堂
旧風間家住宅丙申堂
屋根に石がのっています
文四郎とお福、再会の間
文四郎とお福、再会の間


湯田川温泉 由豆佐売神社
あの名作、映画「たそがれ清兵衛」の村祭りのシーンのロケ現場に使われました(*3)。

由豆佐売神社
湯田川温泉の由豆佐売神社
ここで村祭りのシーンが撮られました


藤沢周平記念館
2010年4月オープン。鶴岡公園内にあり、藤沢さんのメモ、原稿、愛用品などを展示して、作品世界やその生涯を紹介している。訪れたときは、開設記念「蝉しぐれ展」をやっていました。藤沢ファン必見!

こんな具合に、ほとんど一日中、市内を走り回っていたら、すっかり陽に焼けてしまいました。

翌日は、朝から出羽三山の一つである、羽黒山に行ったり、庄内映画博物館を見たりして、映画や小説の世界にどっぷりと首までつかっていました。


*1 観光協会が運営していて無料!

*2 主演は北川景子ちゃん。きりりとした女剣士姿がよかった。彼女、時代劇向きです。ちなみに、原作では主人公、以登は、口が大きいことを気にする女性。どちらかというと美形ではなかった。

*3 湯田川温泉には、藤沢さんの定宿があります。このエピソードは次回。



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