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■開店準備その5・仕事の辞め方■



お店を開店するためには、当然の今の仕事を辞めなくてはなりません。立つ鳥跡を濁さず。つつがなく仕事を終えて、スムーズに退職するためには、それなりの根回しが必要です。今回は転職を思いついてから、仕事を辞めるまでのお話。

今の仕事は、定年退職が60歳。それよりも早く辞めることを、「普通退職」と言います。病気で辞める人、家庭に入る人、いろいろな理由で辞めていきますが、転職で辞める人の割合ってどれぐらいなのでしょうか。

この建物とも・・・
仕事場のデスク
このデスクともお別れです


光塩を出てから少しして、ぼんやりとお店を開きたいと思っていたころは「早めに辞めてお店を開くんだ」と、周りの人たちに話していましたが、その時はまだまだ希望の話。それから姉とお店をやろうということになり、少し間を置いて開店時期を決めました。その時点で開店まであと3年。

当時の上司との人事の面談(*1)のときに「あと1年で異動させてください。あと3年で辞めてお店を開くので、最後に食育の仕事ができる所に行きたいんです」と話したのが、根回しの始まりでした。上司とそのまた上司が理解してくれて、翌年の春、首尾よく現在の仕事場に異動することができました。

人事異動初日、新しい上司に呼ばれて面談となりました。驚くことに(*2)転職のことが既に伝わっていて「本当にあと2年で辞めるの?」。「ええ、もう大分前に決めているんです」。そんな会話がありましたが、その上司も食育との関わりが深い人だったので、こんなわがままな自分でも理解してくれて、スムーズに受け入れていただきました。

それから、いろいろな人に事あるごとに「あと2年で転職します」という話をして、それほど日を置かずに今の仕事場の人たちに広まりました。年が明けて2011年になると、「来年3月で辞めます」とか、「退職願って、いつ出せばいいんでしょ」なんていう会話に変わりました。

このまま順調に行くかと思っていたのですが、つまづいたのはその年の秋。「開店準備その4・隘路」でも書きましたが、人間ドックで肝臓と胃が引っかかって、再検査を受けたのに経過観察になってしまい、2012年2月に再検査を受けることになりました。肝臓は「まず心配はないと思いますが、念のために再検査しましょう」ということだったのですが、胃の方は「非常に微妙な結果で申し訳ないのですが・・・」と言われ、結果はグループ2。グループ5が胃がん、4がその疑い、3がグレーゾーンなので、2はほとんど大丈夫ということなのですが、検査を終えるまで安心できません。もし結果が悪ければ、転職も考え直さなければならなくなるかも知れません。年末から年明けにかけて気分が晴れない日が続きました。

本当は2011年のうちに退職願を出そうと思っていたのですが、こんな状況になってしまいました。先に退職願を出して、結果が思わしくなかったら取り消そうかとも思いましたが、判例では長期間たってしまうと難しいようです。そこで上司に事情を話して待ってもらうことにしました。

2月中旬になると、人事部門から「どうなっているのか」という問い合わせが来て、きれいに退職しようと思っていたのに迷惑をかけてしまい、申し訳ない気持ちが募ります。

やっと2月下旬に胃カメラを受け、結果はグループ1となり、晴れて退職願いを出すことができました。

今、これを書いているのは、2012年2月末。食育の仕事も区切りをつけられそうだし、懸案だった簿記検定試験も受けることができ(*3)、やっと退職に向けて具体的なスタートを切ることができました。かなり以前から準備を行ってきたつもりですが、土壇場でもたついてしまい、本当に退職って難しいな~と思いました。


*1 自分の業績評価の他に、人事異動の希望とかいろいろ言えちゃいます。ただし、実現するかどうかは別問題。

*2 それほど驚かなかったのですが・・・。

*3 合格するかどうか、結果はこれからです。
    →2012年3月に発表があり、無事合格しました。



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