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■陶芸広場赤ぴーまん■



光塩に通っていたときの最初の夏休み。新聞に手打ちそばの講習会の記事が載っていました。主催は、道新文化センター(*1)、衝動的に申し込みをし、ここの会員になりました。

手打ちそば講習会が終わり、光塩を卒業したあと、急にヒマになって、何やろうかなーって考えて、道新文化センターのことを思い出しました。それで、パンフレットを見て、料理を盛り付ける器のことも勉強したいと思い、陶芸のコースの中から、仕事場の近く(歩いて3分)でやっているコースを選びました。それが「陶芸広場赤ぴーまん」(*2)。

道新文化センターのコースは、12回で1万8千円くらいで、その他に粘土代(*3)、焼成代(*3)がかかります。

最初に行ったのは、2005年4月。エプロン持参でビルの2階にある教室のドアを開けると、「こんばんわー」と明るい声で出迎えてくれたのが、オレンジ色のエプロンをつけた若い女性。I先生といいます。陶芸教室って、割と年配の男性の先生かなと思っていたので、ちょっと意外。そういえば、パンフレットに載っていた先生の写真も女性(こちらは若くはなさそう)だっけ。

「今日から始める○○です」というと、「ああ、道新文化センターの方ですね」といわれ、その時初めて、ここは道新文化センターの直営ではなくて、道新文化センターから生徒を受け入れているところと気がつきました。

最初は、粘土の練り方から。荒練りと菊練りを教えてもらいました。練り方は、そば粉の練り方によく似ています。菊練りは難しくて「少しずつ練習しましょうね」と先生。そば打ちでも菊練りは苦手だっけ。

小鉢
第1作、小鉢。というより、
ぐい飲みサイズ
その後、いよいよ器を作ります。一番最初は玉作り(*5)から。手のひらに乗るくらいの粘土を丸くして、手びねり用のろくろに乗せて、真ん中に親指を入れて広げながら上に持っていき、徐々に小鉢にしていきます。ドキドキの第1作。何とか形になって、次は高台作り。粘土を細くひも状に伸ばして、接着するところ爪楊枝で細かく傷をつけて、ドベ(*6)を塗ってつけます。「つけ高台」ですって。

最後に先生が「サインは決めました〜?」。「へっ?」。「といってもわからないですよね」と笑顔。

作品の裏にサインをするんだそうです。赤ぴにはサイン帳みたいなものがあって、生徒のサインを登録することになっています。きょうは、とりあえず名字を爪楊枝で掘り込んで、次回までにサインを考えることにします。でき上がった作品は、乾燥棚へ。

無事こなして、1回目を終えました。「なかなか楽しいですね」といって、次回の予約をして退散しましたが、ハラハラどきどきの体験でした。

2回目は翌週。前回作った小鉢が乾燥していました。結構軽くなるものです。紙ヤスリみたいなもので多少手直しをして、計量。素焼きにかける前に重量を測って、焼成代を払います。計量後は計量済みの棚へ。ここに置くと、次回までに素焼きしてくれます。

3回目は釉薬がけ。素焼きされた作品は、ちょうど植木鉢みたいな感じ。持ってみると軽く、小さくなっています。サンプルを見て、黒マットという釉薬を選び、A先生(*7)に手取り足取り教えてもらい、釉薬をかけました。でき上がったら施釉済みの棚へ。いよいよ来週は、第1作の完成です。

4回目。作品ができていました。高台の底を触ってみて、ざらついている部分を滑らかにして完成。家に持って帰って、酒を飲みながら眺めていると、うーんなかなかいい。これが陶芸の楽しさなんでしょうね。

第1作の誕生をレポートしてみましたが、実際には1つの作品に1カ月間専念しているのではなく、次々作品を作っていきます。計量した回に別の作品を作り始めたりしますので、毎週のように出来上がることもありますし、同じ作品を複数作れば、一挙に完成することになります。

初心者は、玉作りから始めて、ひも作り、たたら作りと3つの技法を順にこなしていきます。


*1 北海道で最大の新聞社、北海道新聞社がやっているカルチャーセンターコースが豊富です。

*2 通称「赤ぴ」。

*3 1キロ210円から。

*3 窯で焼くときの代金。100グラム220円。

*4 この先生には、その後もいろいろ教えてもらって、食事会にも来てくれました。

*5 手びねり(電動ろくろを使わず、手で形を作る)には、このほかにひも作り、たたら作りがあります。

*6 粘土に水を含ませて、ドロドロにしたもの。



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